そもそもコレステロールの正常値って?どこからが異常?

血液検査でコレステロールの数値が示されているけど、実際どこまでが正常値でどこからが異常値なのかよくわからない…。

 

コレステロールに関しては高い方が長生きするという研究結果も出たりして何が正しいのかわからなくなってしまいますよね。

 

実際に人間ドック学会では新基準というものを設けました。この新基準は膨大な人数を使っての調査結果から生まれた数値となります。一覧を見ていただくと、これまでの正常範囲の数値よりもかなり緩くなっています。

 

改定前まではLDLコレステロールが全年齢140r/dl以上であれば『高コレステロール血症』とされており、現在でもこの基準値を参考にしている医師もいると聞きます。

コレステロールの正常値とは

コレステロールの正常値というのは年代、男女によっても違っているので少し細かくまとめておきます。

《新基準》

【総コレステロール】
男性全年齢    151〜254

 

女性30〜44歳  145〜238
  45〜64歳  163〜273
  65〜80歳  175〜280

 

【LDLコレステロール】
男性全年齢    72〜178

 

女性30〜44歳  61〜152
  45〜64歳  73〜183
  65〜80歳  84〜190
男性は全年齢で同じ数値になっていますが、女性は女性ホルモンの影響などもあり細かく分かれています。

 

以前の基準値では全部の数値がもっと低めで、中高年になると誰もがコレステロールが高いというようになってしまう数値が正常範囲とされていましたが、現在の新基準の範囲内であれば特に心配することはありません。

コレステロールの異常値とは?

先に挙げた新基準の範囲を見ていただくとよくわかるのですが、異常というのはその範囲を超えた場合となります。

 

【総コレステロール】
男性全年齢    151未満 255以上

 

女性30〜44歳  145未満 239以上
  45〜64歳  163未満 274以上
  65〜80歳  175未満 281以上

 

【LDLコレステロール】
男性全年齢    72未満 179以上

 

女性30〜44歳  61未満 153以上
  45〜64歳  73未満 184以上
  65〜80歳  84未満 191以上

 

もしこれにあてはまるのであれば、正常範囲内を超えているので何らかの改善が必要になってきます。

 

かけ離れたほど数値が高い場合や低い場合には速やかに医師の診察を受けるべきです。

 

少し高い、少し低いというくらいであれば生活習慣、食生活の改善によって正常範囲内にできることも多いので、まずは血液検査の結果と照らし合わせてみて下さい。

 

食生活の改善が難しい場合にはサプリメントなんかも有効です。サプリの選び方については「コレステロールを下げるサプリ選びに気をつけたい7つのこと」のページにて解説していますので参考にしてください。

 

 

総コレステロール、LDLコレステロールをしっかり見ることも大切ですが、善玉と呼ばれるHDLコレステロールの数値も確認してください。

 

HDLコレステロールは40未満は要注意です。

 

LDLコレステロールとは逆で、HDLコレステロールは増やす必要があります。善玉コレステロールを増やすことができれば、悪玉コレステロールは減らすことができるからです。

 

HDLコレステロール(善玉)を増やすには有酸素運動が一番効果があるということなので、食生活の改善と合わせて毎日歩く習慣をつけることも大切です。