コレステロールが高いのは遺伝の場合もある?

健康診断でコレステロールが高いと言われると、動脈硬化による心疾患などのリスクが上がるとされていますよね。

 

普段から食生活には気を配っているはずなのに何故か高くなってしまうコレステロールの数値。これって遺伝なのかな…

 

LDLコレステロールが遺伝的に高く『家族性高コレステロール血症』と言って、生まれつきコレステロール値が高いという遺伝性疾患の場合もあります。

 

遺伝的にLDLコレステロールが高いという『家族性高コレステロール血症』は珍しくはありません。日本人に500人に一人の割合でいるということがわかっています。

 

《家族性高コレステロール血症の2つのタイプ》

  • ホモ接合体タイプ

両方の親から受け継いでいるこのタイプは100万人に1人と言われており非常にまれなタイプです。

  • ヘテロ結合体タイプ

片方の親から受け継いでいるタイプで、ほとんどがこちらのタイプになります。

どうやって遺伝による家族性高コレステロール血症なのかわかるの?

  • 両親、もしくはどちらかが心疾患で亡くなった
  • 若いのにLDLコレステロール値が高い
  • 家族で心疾患などで亡くなった人がいる
  • 手の甲やヒザ、ひじ、まぶたや手首に黄色っぽい隆起した斑点がでる
  • アキレス腱が他の人より硬く肥厚している

このような場合は遺伝的な原因があるかもしれません。

 

家族性高コレステロール血症の場合は心筋梗塞や狭心症をおこしやすいとも言われています。

遺伝によってコレステロールが高いとどうしようもないの?

遺伝的なものとはいえ、コレステロール値が高いのですから、動脈硬化が進行してしまう危険があります。

 

遺伝によるものであっても治療や管理によって病気のリスクを減らすことはできるので安心してください。

 

どんな場合であっても原則は『食事療法』から始まります。

 

食事療法と聞くと…厳しい食事制限で大変そう…外食もダメなのかな…と思うかもしれませんがちょっとした工夫で防ぐことができます。

 

《コレステロールを多く含む動物性脂肪を減らす》

バター・レバー・生クリーム・卵・魚卵など。もちろんケーキのような洋菓子もバターや生クリームがたくさん使われているのでやめておきましょう。
『揚げ物』『インスタント食品』も気を付けていきたい食品です。

 

家で料理をするときの油やマヨネーズは、最近よく売られているコレステロール低下のものを選ぶだけでもかなり変わってきます。

《理想的な食事を心がける》
  • 肉類は鶏のささみにする
  • 魚類は青魚を食べる
  • 海藻類を毎食取り入れる
  • 野菜や大豆製品で食物繊維をしっかり摂る

これをみてわかるように、昔ながらの和食をメインにする生活を意識すればよいということです。

 

手軽に栄養素の改善をしたいならサプリも有効ですよ。
参考:コレステロールを下げるサプリ選びに気をつけたい7つのこと

 

 

更に1日30分程度の有酸素運動で、遺伝的にコレステロールが高くても病気になるリスクを減らすことができます。

 

ただ注意しなければいけないのは、家族性高コレステロール血症の場合は、非常に数値が高くなることもあり、その場合は投薬治療が必要になってきます。